ハッコウ虫

動作は機敏とはいえないが、虫族の中ではもっとも力がつよ強い。
しかし、思考をめぐらしはじめると呆けたようになってしまい、まったく動かなくなる。これは、ハッコウ虫特有の脳の構造によるもの。

脳内に微生物を飼っており、その微生物の力を借りて発酵という過程を経て思考をしているためである。
ときおり、頭部からこぼれてくる納豆をおやつ代わりに食べている。ボウソウ虫とは縄張り争いが絶えず、出会うと必ずケンカになるが、ほぼハッコウ虫の勝利で終わる。
単独でしか行動しないが、スクープ写真に火事場の馬鹿力を発揮しているハッコウ虫が写っていることも少なくない。なかには、車の下敷きとなった子供を助け、表彰されたという報告もある。

―第一世代―